►概要
固体粉末と液体が共存し固相を主とする分散体において分散体の自己粘性(または接着剤の添加)を利用して、強制方式(例えば押出、重力、遠心力、機械力、気流力など)によって固体粉末の基本微粒子を相互に接着し、増大させる。一定の形状と粒度が均一で、集中した粒子群を形成する。湿式造粒プラントは主に混合(混和)、造粒、乾燥及びその補助システム設備から構成される。粉料は混合(捏和)した後、造粒機に入って所望の粒度の含湿製品を形成し、乾燥して顆粒状完成品を得て、造粒の目的を実現する。
LK型単スクリュー押出造粒機は前出金式と側出金式に分けられ、前出金式造粒直径は一般的に1.5-12 mmの間で選択し、側排液式造粒直径は一般的に0.7-2.0の間で粒子形状が円柱状であり、造粒率≧95%を選択し、排液口に切断粒子装置を設置し、長尺乾燥が完了すると自然に一節一節の粒子となり、設備の先端には水冷却装置を設置し、管内の温度を下げて材料を出す速度を速くする。
►適用範囲
ゴム助剤、食品添加剤、プラスチック助剤、粉末活性炭、触媒、飼料、農薬、染料、顔料、日化、製薬などの業界で造粒する必要がある製品に広く適用されている。
►主な利点
粉末材料は湿潤状態で造粒過程を完成するため、造粒とその後続過程(例えば乾燥、包装など)の操作条件は大幅に改善された。一般的に現場の粉塵の舞い上がりを減らすことができる90%以上。造粒により、粉体製品に現れやすい塊、架橋、脈動などの使用に影響する現象を回避することができ、同時に使用過程の粉体による二次汚染を回避し、製品の物理性能を大きく改善させた。一般に、造粒製品の堆積比重は大きく向上しているため、輸送、貯蔵、包装空間を節約することができる。多成分複合、混合の製品にとって、造粒は各成分の偏析を避けることができ、それによって本当に複合製品の品質を保証することができる。
►技術パラメータ
モデル |
スクリュー直径 |
モータパワー[kw] |
回転数[rdivm] |
外形寸法L*D*H[mm] |
設備重量[kg] |
LK-100 |
100 |
7.5 |
11-110 |
1800*500*1000 |
810 |
LK-140 |
140 |
15 |
11-110 |
2000*800*1430 |
1000 |
LK-180 |
180 |
15 |
11-110 |
3000*950*1350 |
2000 |